『セルビア対イタリア中止…』

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Euro2012の予選、セルビア対イタリアの試合がセルビアサポーターの暴挙により試合が開始6分後に中止となった。

FSSと言うセルビアサッカー協会のアンティッチ監督更迭などに対しての抗議の一環なんだとか。。しかし、如何なる理由があっても発炎筒を試合をしているピッチに投げ込んで選手を巻き込むと言うのは諸々心情を斟酌しても看過されるものではないだろう。スタジアムは戦う場所ではあるが、本当に戦場ではない。実際発炎筒で怪我をした選手もいるらしい。

以前のエントリー、(2005年4月18日にも書いたが)Champions LeagueでアホなインテリスタがMilan戦で発炎筒を投げ込んでインテルは相当痛い目に遭った。今回のセルビアも同じような処罰を受けるであろう。最悪はEuro2012からの締め出しだ。ホームゲームのたびにこんなことが続きそうな国をUEFAは恐らく許さないと思う。人種差別と暴力行為は絶対に反対だ。

経営的な面から見るとデータやらなんやらと無機質なことに着目しがちだが、そのあたりは分かっているつもりである。サッカーのサポーターは感情が何より優先される。勝った、負けたのそれだけのことで大の大人が涙する。親が死んでも泣かないような奴が、ある得点シーンや特別な試合での勝利で泣いたり心臓発作で死んだりする。そこまでの感情の昂ぶりは全く否定しない。しかし誰にも迷惑掛けていない。これが本筋でしょう。発炎筒投げ込んだ結果選手が怪我するなんて何しに来ているんだって感じだ。Milano在住時、San SiroでMilan v AS Romaの試合観ていたとき、ドアホなRomanistaが槍を投げてそれがジーダに当たった。またガットゥーゾの耳元で爆竹が鳴り失神しかけて倒れていた。こんなことする奴ら本当に永久にスタジアムに入れて欲しくない。

Goal.comの記事によれば、この件に付いてイタリアサポーターが諸々批判をしている。

しかしよく考えてみろ。この数年間でスタジアム燃やしたり、サポーターと警官が衝突してサポーターが死んだり、高速道路のSAで殺し合いしたりしたのはイタリアサポーターだ。彼我の境地でセルビアサポーターが悪いなんて言える立場じゃない。自らの愚行によりFIGC自体が痛い目にあっていたり、各クラブのサポーター担当はセキュリティを厳しくしたり、スタジアムにIDを持ってこさせたりとほんの一部の愚かなイタリアサポーターのおかげで外国人はパスポートを持ってスタジアムに行かせられたりしているわけだ。今回のようなことはセルビアだから起きたこと、と言う見方は正しくない。確かにイタリアサポーターだけが必要以上のボディーチェックを受けたらしいことは分からないではないが、アウェイ側サポーターを厳しくする傾向はある意味仕方ない。そんなこと言ったらヨーロッパ中の空港でアジア人はヨーロッパ人よりも毎回毎回不必要なボディーチェックを受けるのはどうなるんだ、って話に発展しかねない。そんな瑣末なエピソードなんぞ正直どうでも良くて、言うのであれば金属探知機を全てのゲートに設置するべき、とか発炎筒炊いている間は試合を開始すべきではない、とか建設的な方向性になるようなコメントを残すべき。そうでないと今回のような全く無益な結果に陥る。スタジアムに火は要らん!

いつどこのサッカースタジアムで起きるか分からないことだ。

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Posted by xyzken