『情報弱者が旅に出るには···』

実家に帰って話をしていたら、父親が広島と松山に行く、と。
情報弱者とは悲しいもので、78歳の老体が4時間半も掛けて広島に新幹線で行く、と。その方が安いと思っていたらしい…。出張族が突然、会社命令で飛行機で行くとかならば兎も角、事前に、それもパックで取れば確実に飛行機の方が安いし、楽だし、速い。年金暮らしだから、とか言っている割には、全くもって意味不明な行動をしようとしているので、全てスマホで完結をさせるべく手伝った。
勿論、一番安くて楽な方法で。
結局、聞けば、広島から帰るのではなく、松山から帰るらしい。。。よく分からない旅程だが、しかも広島の分だけ宿泊を押さえたいと言うし、帰りは、松山から帰るのかと思ったら、なんかぐだぐだと岡山からかも?、だのとイミフなことを言っている…。なんだろう、いつか、自分もあぁなるのかなと物悲しいのを通り越して呆れた…。自分で自分の行動を規定出来なくなると言うことなのか。。。結局、松山から帰ることになり、それで往復とホテルを取ってやった。それも、パックでは3泊取らず、1泊だけパックで取って、そのパックで取ったホテルと同じホテルを、連泊で別のホテルサイトで予約する、と言う旅行代理店でも思いつかないような裏技を駆使して…。
いや、だって年金暮らしで金がない、と言うから安くするための手立てを瞬間的に頭をフル回転させて考えた帰結。
比較衡量をしたら、パックで2泊取るよりも安かったんでね。ちゃんと広島での宿泊は広島駅からすぐのJALシティにしたから、ちゃんとしているところで。あ、広島空港からの行き先のこと伝えるの忘れた…。事前に言っておかないとなぁ。なにせ78歳だからね…。そして松山は友人が取ってくれるそうなので、こちらでは押さえないと言うことで、3泊するのに、全て別に取る、でも広島の2泊はパックとホテルサイトの組み合わせ、と…。パックの申し込みの際も、ホテルサイトの予約の際にも、両方とも予約時点で、別の予約経路でそちらのホテルを予約をしているが、同じ人が二晩続けて泊まるのでちゃんと同じ部屋で連泊させろ、と書いておいた。それと、スマホだけは持っていくだろうから、予約番号の記載や、事前にアラームが鳴るようにとか、飛行機の搭乗用QRのスクショをメールにarchiveしたりとか、座席指定(行き帰り同じ席にして、Google calendarをインストールしてそこに記載)とか色々とやって帰ってきた…。
そりゃぁね、旅行代理店が儲かる訳だよ。。。
ITリテラシーがないのは100歩譲るとして(おいらと比較したらちょっと可哀想だからそこは比較しない…)、世の中便利すぎるが、それに付いていけない人には多分、辛さも分からないまま、無駄なお金を払って終わらされているんだなぁ、と…。最早「ググる」と言う行為の出来る、出来ないで、何かしらの実行したい手立てが完全に分かれると言うことも、改めてよく分かった。そして出来ない奴らは高い金を払わされているんだな、と…。1月7日にJFKで、JALが欠航しているのに、延々とカウンターの前で数時間、笑顔で待ち続けていたあの人達と同じレベルかそれ以下だったなぁ…。NYではその何百人といる人たちの最終的な帰結まで面倒見きれないから、最低限の情報だだけ伝えて、あげて我々はManhattanに戻ったけど、親だからなぁ…。一応、今回の旅行手配は最後までやれること全部やった。
そして、ITリテラシーが仮にあったとしても、調べたことを判断する脳力が無いと言うこともよーーーーく分かった。
前々から、情報収集能力がないのは分かっていたが、誰かが集めた情報を完全に勝手な解釈で見誤る。。。そしてそれを悪びれもせず、更に反省もしないから、全く改善されない…。そして息子に呆れられる…。弟も同じように思っているんじゃないかと思う…。で、これは44年の間、彼らの子として生きてきた経験から言うと、残念ながら元々の素養がないことに起因する話である。そしてロジカルに考えると言うことをしたことが多分ないことも影響している…。残念だが、いくらこっちで考えても、母親の頭の中でどのような思考があってその結論になるのか、一欠片も、一ミリもこちらには分からなかった…………。人種が違う、言語が違う、と言うレベルで何を言っているのか分からないことを、これまた残念なことに「日本語」で話しかけてくる…。父親はまだマシだが、補聴器付けても全然機能していない。。。
でもね、親だからなぁ。。。
現実的には、言語明瞭意味不明…。
それぞれボケている、と言うのとは違う。幸いなことに認知症的な兆候ではなく、思考力の限界性から来る、意味不明な結論への到達、と言うのが多分正しい。。最悪なのは、自分で勝手に考えた結論が被害妄想の発端となって、勝手に興奮して喋ること…。最早、付ける薬はない…。喋り続けるから、うるさいと言った。。。この、非論理的思考に基づいて喋る、と言う事については、おいらが小学校2年生くらいの時に気付いてから、ずっとなので今更ではあるが、寄る年波には勝てぬ、と言うこととも違い、物凄く厄介だと心底思った。
それでもね、親なのでねぇ。。。
しかも旅行に行くとか言っているし…。
反省の仕方を知らないことを前提に、子として対応してやらないといけないんだな、と…。
ヤバイなぁ。。。
こっちの対応脳力の限界を超えそうな感じがしてきた。
なんかね、危ないことに引っかかりそうな気がして仕方ない。。。
それが一番ヤバイよね。
オレオレ詐欺とか、引っ掛かる訳だよ…。
15年くらい前だとスマホとかなかったし、携帯も下手したら持ってたかな?くらいだったから良いけど、情報弱者が何にでも繋がるデバイスを簡単に持てるんだよねぇ。。。
いくらでも犯罪に巻き込まれる可能性あるなぁ、と改めて思った。。。
もう一度書くけどヤバイなぁ…。
デジタルな世の中だからこそのヤバさだと痛感した。。。
これ、多分うちの親だけが特殊なのではないとも思う。
思考停止状態に陥らされているまま、全然付いていけない人達を見捨てる社会になりつつあるんだろうなぁ、と。
いや、むしろ、そう言う人達に付け込む輩が多いんだな、と。
うーん、、、、









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