『神戸に来ております・・・』

結婚する時に、奥さんと会話した中に、家族が増えるね、と言うのがあった。
当時、こちらには母方の祖母のみ存命で、奥さんには2人の祖母がいた。結婚して9年目、3人とも存命である。おばあちゃんが3人ずつになったね、って。なんてこと言う人なんだろうって愛おしくなった。
母方のおじいちゃんはおいらが小学校六年生の時に亡くなった。小6であり、意識として認識しうる年齢であった。その時は名古屋と千葉と、距離は離れていたけど家族の1人が亡くなった事は幼心でかなりショックだった。野球の試合の最中に母親が迎えに来てそのまま千葉に車で向かったな。そのおじいちゃんの相方のおばあちゃんだけが自分の祖父母の1人と思っていた。
千葉に住んでいるおばあちゃんは、今現在95歳。長生きしてくれていてとても嬉しい。
自分のもう1人の父方のおばあちゃんは浪人の時に亡くなった。産まれた瞬間からずっと一緒に住んでいた父方のおばあちゃんだった。名古屋から誰も知り合いの居ない東京に来て何を思っていたんだろうって、よく思い出す。その旦那さんの父方のおじいちゃんはおいらが1歳の時に亡くなった。抱っこされた事を何故か覚えているんだよな。浪人の時におばあちゃんは亡くなったので、父方の祖父母は2人とも亡くなった。
だから、上述の母方のおばあちゃんだけが自分にとっての祖父母であった。
が、結婚してから奥さんの祖母二人が加わったことで、奥さんから見ればおばあちゃんは2人から3人に、おいらから見てもおばあちゃんが1人から3人になったと奥さんが言ったのだった。そうか、結婚ってそう言う家族の広がりも含めてのものだったんだなぁ、と考え方がちょっと変わった。勿論、幼少期などの共有体験は全くない。が、結婚した大人になってからのおばあちゃんとの時間はそれまた良いものである。今回は、その奥さんのおばあちゃん2人のお見舞いに来た。数年前、御影に住んでいるおばあちゃんのマンションに泊めてもらって、とっても美味しいすき焼きをご馳走になったり、三宮のデパートの地下のカフェで待ち合わせして一緒にお茶したりね。こう言う体験ってとても嬉しいし楽しいし。もう結構前の話だなぁ。だからそのおばあちゃんも当然年齢を重ねる。今現在、残念ながら健康そのものと言うことはない。だからこそ、東京から神戸に年に1-2回はお見舞いに来たいと言う奥さんの要望は絶対叶えてあげたいなって思う。一緒に泊まった時やデパ地下で一緒にお茶した時とか、突然アポ無しでおばあちゃんのマンションを訪れた時なんかは奥さんが本当に本当に喜んでいたからね。そんな奥さんの思いをちゃんと叶えてあげたいって思う。離れていても、自分の血の繋がったおばあちゃんに対しての想いはあるんだよ、と言うことを伝えておかないとね。寿命を全うすれば必ず自分よりも先に亡くなる祖父母世代に対して何らかの形で伝えておかないと必ず後で後悔するのが関の山。
明日、ここ元町のホテルオークラ神戸から朝一番に病院にお見舞いに行き、一度ホテルに帰ってきてから今度はレンタカーを借りてもう一人のおばあちゃんのいる場所までドライブして顔を見てくる。そして帰りは小6の時に亡くなったおいらのおじいちゃんのお墓参りに。満池谷と言う西宮にある墓地で久々に話してくる。おじいちゃんの着物、おいらが着れるようになったんだよ、って。寧ろ、おいらの方が背が高くなったんだよって、ね。ちっちゃいおいらの事しか知らないままだから、ちゃんと言わなきゃね。









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