『足がパンパン・・・』

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足がパンパンなのは日頃の運動不足のせい以外何ものでもないでしょうw。

昨日は昼過ぎから仕事でスタジアムを歩き回っていた。スタジアムを出たのが23時半過ぎなので半日以上歩いていましたな。万歩計を付けて確認すれば良かったのかも知れないが、若干自己陶酔に近いので仕事に専念する為にも万歩計付けるのとかはね。。いや、兎に角仕事で歩きまくった訳です。

スポーツの世界は興行として成立させる為には単にチケット収益だけでは過不足が生じる。言わずもがなグッズ、飲食の収益の合算の最大化が経営には求められる。強化系は選手絡みの仕事を存分に最大化してスタジアムに来てくださるファン、サポーターを魅了する事に終始する訳だが、事業系は収益の最大化に終始する義務がある。その為に売りやすい仕組みを作っていく事もこれまた事業系の責務である。直接的に『売ること』だけがクローズアップされるべきではなく、如何に『売るための仕組み』を構築するか、もクローズアップされるべきである。ある意味事業展開はこの『売るための仕組み』に大方依存しているとも言えるのである。

売るための仕組みとはつまり、マーケティングである。

日本では一般の事業会社でもマーケティング部門が媒体出稿のために代理店との折衝を重ねる事、のように思われる傾向が強いように見受けられるがマーケティングの本来の機能としては不充分である。特に昨今は既存のテレビやラジオ等の媒体に依存することなく、自社媒体の駆使が問われている。ここでは詳述は避けるがITを如何に効果的に使用して事業展開するか、が上記プロモーションの鍵であることは疑問の余地はなく、また単にプロモーションのみならず事業の仕組みそのものもIT化して効果的、効率的に仕組みを構築するか、がポイントてある。

残念乍ら、日本のスポーツビジネス産業では諸々リソースの問題からIT化が余り為されていないが、昨晩走り回っていたのはIT化の一歩目、二歩目のスタートであった。

既存のオペレーションがIT化されていないと幾つかの問題を引き起こす要因になるが、まずIT化されていないと属人的なオペレーションに依存することになり非効率的なだけではなく不正も起きやすい。

スポーツビジネス産業は他のエンタメや観光業と同じように自社単体でチケットを売り切る能力は余り持ち得ていない。故にチケットベンダーや顧客をより多く持っている代理店が介在するのである。勿論全てをチケットベンダーに阿っている訳ではなく、自社販売も試みるが上述の通りリソースの問題から自社リソースを振り分ける事は現実的に無理で、どうしてもアルバイトを雇うことになる。そうなると知識レベルのバラつきが発生するし、現金収受をするインターフェースで学生やフリーターのアルバイトはインポケットをすることになる。これはチケットのみならず、グッズ、飲食と言うタッチポイント全てでアルバイトと言うリソースを使わざるを得ない現状があると言う事であり、どのシーンでもこの危険性は発生する。

このような事態を避けるためにも現金収受を直接的にせず、電子マネーやクレジットカードによる支払いを導入することになる。

当然電子マネーやクレジットカードによる支払いには手数料と言うハードルが発生するが、売上の理論値と実数値の乖離は無くなることになる。飲食店や小売業でアルバイトを使わずとも、実際の売上の理論値と実数値が毎日365日寸分の誤差もなく達成出来る、等と言う業者は恐らくこの世に無い。あれだけ締め付けを厳しくしている銀行ですら何処かのタイミングで1円足りない、的な騒動は発生するとよく聞く。手数料のコストは然程大きい要因ではなく、必要経費と文字通り呼べるものであり、理論値と実数値の整合を実現する為には最早キャッシュレス化は避けては通れないであろう。日本人は現金至上主義の商慣習がまだまだあるが、メリットを考えれば改めていく可能性は充分にある。

純粋にIT化のメリットもある。

いつ、何を、いくら、誰によって為されたのかと言うデータ分析が可能になる。これはコンビニでのオペレーションで日本では古くから実行されているが、ストラテジックロジスティクスと言うようにフロント周りだけではなくバックエンドの流れの精緻化にも寄与している。これも、ひとえにデータ分析の賜物である。但し、これはPOSのインターフェースを持つ商品マスターデータとポイントシステムなどに代表される顧客マスターデータの連動性があってこその話であり、そうでなければいつ、何を、いくら、誰によって、と言う分析は出来ない。プロ野球の世界は比較的IT投資をしてきており、これらの分析が実行可能な仕組みが構築されているが、試合数が72試合と、サッカーの20試合と比べるとホームゲームの数が3倍以上あり、活用の幅と使用シーンを母数としての減価償却のし易さが後押しをしている。逆に言えば試合数の少ないサッカーではIT投資のコスト感が左右すると言える。ドイツのサッカースタジアムではキャッシュレスの実態が既に何年も前から実現されており、日本のサッカー界が目指すベンチマークであろう。残念乍ら、今のリーグが導入しているシステムはそれとは程遠い。リーグ全体として導入していないプロ野球はここの球団がシステム導入をしていると言うリリースがパリーグの球団からもセリーグの球団からも出ている。

サッカーのクラブもそこは負けていられない。

如何に試合数が異なると言っても必要最低限のIT投資は為されるべきである。多少時間は掛かったが2年越しで検討してきたものが漸く導入された。その現場でオペレーションが円滑に為される為に昨晩は走り回っていた。感慨に浸る暇もなく、全てのタッチポイントで実行体制が組めたのは嬉しい限り。これでファン、サポーターもたった一度の休憩であるハーフタイムに並ぶことなくサクッと決済を終えて自分の席に戻れる。

より楽しんで頂くための仕組み作りもマーケティングであり、これらを1つずつ構築していくしかない。

個人的には非常に充実した足の痛みであるw。

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Posted by xyzken