『第25回 ミラノの夜お茶』
今週は大学院の授業のアサインメントの関係で夜11時前に帰宅することなど皆無で、かなり辛かった。
加えて、ほぼ毎日バファリンを飲まないと頭痛が酷く、加えて原因不明の咽頭痛により微熱が続いてフラフラしていた。。。今日、日曜も日本の友人やこちらの友人と若干MSNのチャットをしたが、それ以外はずっと寝込んでいた。。
正直今もかなり喉が痛い。
一昨日、金曜日も、上述の通り大学院の門が閉まるギリギリまで残ってクラスメートとワークショップをしていたのであるが、最早自宅に帰って食事を作る気力など毛頭なく、サリとて空腹は絶頂だったので、食事+夜お茶をして帰った。大学院からはメトロで4駅で、駅を降りてすぐのところにそのカフェはある。。。
某セリエA選手もよく見られると言うこのカフェ、ミラノ市内の某所にあるのであるが、MAFEDを卒業して日本に既に帰国しているミラノ友達のたいちゃんから教えてもらった取って置きの場所である。申し訳ないが場所や店名などは教えられない。。。(苦笑)ただ、先月ミラノに来た叔父、叔母も連れて行ったし、先々週ミラノに来た両親も連れて行った。ミラノに来た友人は必ず連れて行こうとは思っているのでミラノにいらした場合のお楽しみとして頂きたい。ここは、かなりのお気に入りで、東京時代も週末はかなりの確率で広尾や西麻布で夜お茶をしていたが、そことはまた違う雰囲気の場所なのである。
*と、急に広尾のペーパームーンのシフォンケー
キが食べたくなった。。。(笑)
ご存知の方も多いと思われるが、イタリアは自国内で発電をしておらず、他国から買電しているため、余り電力消費量の多い白熱灯は多くなく、黄色灯が街灯に使われていることが多い。そのカフェはパッと見には中にカフェがあることに気付かないのであるが、歩行者天国になっている入り口前の道路からして、夜はオレンジ系の光が幻想的な雰囲気を醸し出している。アーチ型の入り口をくぐると人工的な造りを感じさせない緑がふんだんに取り入れられたオープンテラスのスペースが広がる。店の奥にカフェテーブルがあり、正面右手側には食事ができるレストランがある。また、左手からカフェスペース裏側の奥に繋がるセレクトショップもかなり良い。今週末新しい家に引っ越すのであるが、その際はここで色々と購入しようと思っている。更に入り口手前にはワインバーもある。上述のたいちゃんが先々週ミラノに来ていたのであるが、その際、何とそのカフェの上で密かに経営されているホテルに泊まっていたので中を見せてもらった。またこれが素晴らしいテーストなのである。如何にもそのカフェの雰囲気が漂っていて、家具その他諸々、何とも言えない良さのあるデザイナーズホテルである。
カフェで使用されている食器は、極めて和風なものが多く、小生がどこに行ってもオーダーするラテマキアートのコーヒーカップはどう考えても和食器である。また、トレーと言うよりか〝お盆〟とでも言う方が正しいようなものに乗せられ、果物は籐で編まれた小さい籠に盛り付けられて出てくる。これがまた可愛い。更に、どう見ても、おかきがお味噌汁のお椀に乗せられて出てくることもある。
別に、和食器でサーブされてくるのでお気に入りと言う訳ではないのであるが、兎に角ここは雰囲気、味ともに素晴らしい。一昨日食べたパスタは、こちらにきて初めてアルデンテのパスタだった(メニューにはそのものズバリ、パスタアルデンテ、と書いてあった…笑)。特に小生はコーヒーが好きと言う訳ではなく、寧ろ嫌いである。まぁ、この国に来てコーヒーを飲まないで生きていくのは多分至難の業であろう…(笑)。どうせコーヒーを飲むのであれば、良い雰囲気で楽しみたい、と言うただそれだけの話である。
そう言う意味ではミラノでベストに近い場所なのである。
先日は、カフェではなく中のレストランで食事をしたのであるが、店の照明はかなり暗く、各テーブルにはロウソクで灯りが燈されている。これがまた良い感じなのである。12時近くになっても隣のテーブルには明らかに主婦と見られる女性が3人コーヒーを飲みながら何か楽しそうに話している。また隣ではカップルがひたすらキスをし続けている(笑)。更に向こう方ではグループが楽しそうに談笑している。男一人は小生のみだったが、マンウォッチングをしていても楽しい。。
正直、息苦しい生活が続くのであるが、たまにこうして自分に休息を与えないと、我侭な人間の多いイタリアではツライであろう。。。
まぁ、小生はそれなりに楽しんでいるが。。。この国に来てからこの国のことを嫌いになる人、かなり多いと思うが、ほぼ唯一楽しめることと言えば、夜お茶くらいのものである。。。いや、まだあるか…(笑)
KEN@自室




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